Big brother is watching you...et...little people is ...
1Q84は...といいかけて、 いつものように口ごもる。
何にも捕えられることのない、自由な虚構が束縛された文法のもとで展開されるだけ。
あるいは逆。
この本を読みながら想像したかつて読んだ本の数々。
村上以外なら「1984」「ドンキホーテ」「硝子戸の中で」「ユートウピア」「グーテンベルクの銀河系」「火の鳥[異形編]」端的には「死都ヴリュージュ」...
村上なら「ねじまき鳥クロニクル」「アフターダーク」「海辺のカフカ」...
村上を評論する人たち...多数特に浅田彰(浅田は、数学と音楽とをどちらも悩んで、どちらもできる経済を専攻しようとしたらしい。出典は僕の記憶。)。
話の中の一人である天吾は、音楽と数学をともに好んでいたから。これは浅田が経済学を専攻する理由として一緒。どこかで言っていたけど、思いだせない。
同じ時期に読んだ井上雄彦の漫画に主演中の宮本武蔵とも似ている。
話の中の一人である天吾は、体術にも素養があったから。
体 が根本をなす?
僕が診てきた小説は、セックスや暴力を必要としていた。
慎太郎を嚆矢として。
僕はそれをいらないと思っていた、小説上は。
今でもそう思っている。
ただ、文字にならない言葉の強さを表現するには、必要なのか?
それは、僕にはわからない。
正誤のみならず、善悪まで。
だたその一点に、1Q84はいた。
書評じゃない。でも、思い出はある。でもまだ思い出すには時間がかかる。
ってことで。



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