2007-03-17

サッポロ<ナゴヤ かも

テーマはなんでもいい。だからこそ思ったこと。
暫くの間サッポロに住んでいた。とくに目立って大きな施設とか建物っていうたぐいは見当たらないし、ニッカのおっさんが輝くススキノ交差点は、それが唯一の特筆すべき観光ポイントであり、その裏の繁華街ってのは単なる欲望昇華の場所でしかない。ようするに、そのまんま地方都市ってこと。人口だけは200万人近くいるらしいけど、それがスプロール的に散らばってるからとくにゴミゴミした所もない。
中心地は道路が碁盤の目状に広がっていて、とくにクルマを操っていると一方通行の道がおおくて、東西南北がわかりづらい。市街地は南北にしか発展していないから、まあどうってことはないけど、その構造になれていないあいだってのは、とっても歩きにくい街。

その街が、札幌駅の新装とともにかわっていっている気がしはじめている。
あの周辺。ついに地方都市から、名古屋的な日本の大地方都市へ変化しようとしているのか。

ただ、なんていっても新興都市が表現しえないのはその歴史的なスノッブな町並み。
唯一あるのが京都とか奈良とか伊勢の一部とかの西暦3桁台から有名な都市のみ。
東京なんてぜんぜんだめ。
立て替え立て替えだから、スノブ的な知識を貯える暇がない。


それを代表するのが札幌の大丸を道路に挟んでできた本屋。紀伊国屋?
なんであそこにあんな大規模な本屋が。
多分、北大と官公庁を結ぶゾーンにあるってことで、需要を見込めたんじゃないか。本当は、そういう動機であれば、歴史はまったくないけど、帝大や新興大学の生徒たちの知識欲を受け入れる神田神保町や馬場をはじめとする学生街周辺に広がる古書街につながるよい薫りのするお店につながって行くんだろうけど、ここではそんなのは感じなかった。 
だって、専門書が、撤退した札幌丸善より少なかったから。

札幌はださい名古屋になって行く気がしてしまった。

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